MacでPythonの環境を構築する
タイトル通りMacでPython3の環境を構築していきます.
セットアップした直後の何もいじっていない状態からです.
調べればいろいろ出てきますが,自分で覚えておく用に.
主に以下のサイトを参考にしました.
startappdevfrom35.com
Homebrewのインストール
まずはターミナルを起動して以下のコマンドを実行し,Homebrewをインストールします.
Homebrewはパッケージ管理を行ってくれる感じのやつだと思います.
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
これを実行すると,HomebrewとXcodeのCommand Line Toolsをインストールしてくれます.
インストールしたら以下のコマンドで正常にインストールできてるか確認.
$ brew doctor
これを実行して以下のような出力がされればOKです.
Your system is ready to brew.
次に,コマンドラインのアプリケーション以外(PyCharm入れたい)をインストールできるようにするためにHomebrew-Caskを導入します.
$ brew tap caskroom/cask
とりあえずHomebrewはこれでOKです.
pyenvのインストール
今回はpyenvで環境を作っていくので,pyenvとvirtualenvのインストール.
$ brew install pyenv-virtualenv
そして~/.bash_profileに以下のものを追加します.
今回は.bash_profileがまだ無かったので作成する部分から.
cdだけ入力してホームディレクトリに移動し,ファイルを作成します.
$ cd
$ vim .bash_profile
書き込む内容は以下の通り.
export PYENV_ROOT=${HOME}/.pyenv if [ -d "${PYENV_ROOT}" ]; then export PATH=${PYENV_ROOT}/bin:$PATH eval "$(pyenv init -)" eval "$(pyenv virtualenv-init -)" fi
Pythonのインストール
pyenvを用いてPythonのインストールをしていきます.
以下のコマンドでインストール可能なPythonのバージョン一覧を表示することができます.
今回は記事の執筆時点で最新安定版である3.7.2をインストールします.
最新安定版は以下のページから確認できます.
Download Python | Python.org
この記事に書いてある方法でもできます.
pyenvでPythonの最新安定版をインストールするワンライナー - Qiita
ということで以下のコマンドを実行.
$ pyenv install 3.7.2
$ pyenv global 3.7.2
$ python --version
これでバージョンを確認すると3.7.2になるはずだったのですがやってみたらデフォルトでインストールされてる2.7.10になっていました.
ということでこれも変更しました.
参考にしたのは以下の記事.
pyenvでPythonがSystemバージョンから切り替わらない時の対処 - Qiita
そして無事にバージョンがPython3.7.2になりました.
PyCharmのインストール
Pythonのインストールは終わりましたが,ここからはPyCharmのインストールを行っていきます.
無料版のPyCharm Community Editionをインストールするので,実行するコマンドは以下の通り.
$ brew cask install pycharm-ce
これでインストールされたらFinderから起動して,あれやこれやして完了です.
最後雑になりましたが,こんな感じです.
まとめ
無事に初期の状態からPythonのインストールができました.
今後もパッケージのインストールとかいろいろ書いていくと思います.